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林業学習①

更新日:2021年5月22日

先日、緊急事態宣言の出る前に奈良県の吉野に伺い、林業を見学させていただく機会がありました。見学させていただいたのは以前、木材展示会にも伺った森庄銘木産業さんです〇


榛原駅まで迎えにきていただき、早速吉野の山奥に連れて行って貰いました。

まるで、もののけ姫のような大きな岩がごろごろとしている森林です。








森庄さんの四代目である森本達郎さん。

達郎さんの代で切る木は、達郎さんのお祖父さんや曾祖父さんの代で植えられた木です。

吉野の山では杉と桧を主に伐採されています。どちらも有名な産地ですね





聳え立つ木々の間にある急な斜面を登って行った先に、伐採現場あります。

そこを専用の車で登っていくのです


急斜面に対応しきれてない私と見捨てて登っていく藤井😳


木を切る瞬間を間近で見せていただきましたが、怖さもありながらとても迫力がありました。こうやって一本一本森の中で木を切る林業家に崇高な精神を感じました。


切る木にチェーンをかけて、引張を調整しながら伐採。

木が倒れる方向を操作して安全に伐採しています。

切った木を麓まで運ぶまでも、大変でとても手間暇がかかっています。


美しい杉の木の山



次に、森庄さんの工場を見学させていただきました。

こちらは、皮剥きが終わって磨かれた状態です。

ここまで加工するのに多くの工程があります。詳しくはこちら

工場の中には、沢山の磨き丸太や、銘木が並んでいます。

工場自体の屋根組も美しいですね。



そしてこちらが、今回お伺いした理由につながる部分です。 山林で伐採された間伐材は、柱などの建築材等に製材されます。この時、「木皮(こわ)」と称する残った端材(はざい)が出来ます。


何十年もかけて育った木を余すことなく活かす。

次回の記事に続きます!


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