現在デザインしているディスプレイウォールについて仮組を行いましたので
ご紹介したいと思います。
D-noumは建築と一体となった家具も得意分野のひとつです。
この家具は建築の構造体である金属ブレースの部分に設置するディスプレイ棚です。
家族の写真や置物を飾ったりするディスプレイの要素、照明の要素、吹抜けとの境にあるため手摺の要素などを取り入れ、統一感のある構成となるよう設計しています。

筋交いを交わすように、細かく計算された棚が組み合わさって一つの壁となります。

木口部分は断面形状が美しく見えるように、ペーパーウッドを採用しています。
ペーパーウッドとは北海道芦別市ーにある、滝沢ベニヤさんで製作されている色のついた紙と木材の積層された合板で、美しいストライプの木口が特徴です。

棚板が隣接する部分はそれぞれの棚がボックスとして立体感を持ち、綺麗に見えるよう、大きく面取りをしています。
また、今後パンチングメタルが部分的に組み込まれる予定です。
3層吹抜けに面した位置に計画しており圧倒的なインパクトのある空間が出来上がるのではないかと、今から完成が楽しみです。
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